2009年02月23日

シモン・ボリバリ・ユースオーケストラ・オブ・ベネズエラ

の放送が数日前教育テレビであって、なかなか良かったデス。これってベネズエラが国を挙げて子供達を犯罪や貧困から守り音楽教育を通して育て優秀な子供はこのオーケストラに参加出来るという素晴らしい活動らしい。楽器を練習するのは大変だし時間が掛かる。私なんかでもピアノ練習しなければ・・と思うと自然と人づきあいが悪くなったりするんだけど、練習に熱中していると子供達は自然と不良どもと付き合う暇がなくなるわけだ・・で、シモン・ボリバリ・・の演奏なんだけど舞台の上は恐ろしいほどの人数。指揮者はここ出身の今をときめく若手指揮者ドゥダメル。風貌も皆ラテン風だ(←あたりまえ)曲はラベルのダフニスとクロエとチャイコフスキーの交響曲5番。私的にダフニスとクロエがとても良かった。さすがラテンの人たち。リズム感がとても良く、音色がきれいで若くて情熱的な演奏でした。ドゥダメル素晴らしい指揮でした。個性的で情熱的で、でも嫌味が無くて。演奏が終わった時には不覚にも目から水が・・今後もがんばってこの活動を続けて欲しいです。
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2008年08月23日

ABTオールスターガラ

7月26日びわ湖ホールで行なわれた公演に行ってました。前回のマリインスキー劇場バレエの件もあるので、直前に電話で確認してみる「あのう、お尋ねしたいのですが、26日のアメリカンバレエシアターバレエの公演の出場者の変更などありますか?」
係りの人「予定しておりましたアンヘル・コレーラ(お目当て)が怪我で欠場となりました。」
「ええっー!?」係りの人「でも、代役で加治屋百合子が出場しますvv」
「えっ、でもアンヘル・コレーラって男性ですよね?女性が代役ですか?アナニアシビリとの海賊のパドドゥはどうなるんでしょうか?」
係りの人「えっ?アナ、アナ、アナ?・・しばらくお待ちください」・・・「海賊ではなく追加演目(?)で瀕死の白鳥を踊りますvv先ほど言い忘れましたが、ドロビェンコが白鳥の湖に変更になり○○のキャストが○○になり・・・(以下色々続く)」
「で、アナニアシビリとジュリーケント(お目当て)は来られるんでしょうか?」係り「はい、その予定です。」不安が的中した。キャスト演目変更多すぎる(泣)いったい誰が出るのか不安なまま劇場へ向かう・・

☆ラ・バヤデール第一幕
アメリカぽい。踊りも表情もアメリカン。ダンサーの笑顔もチアガール笑顔でめちゃ明るいバヤデールだった。アメリカン・バレエ・シアターだから当然だ。
☆マノン
お待ちかねジュリー・ケント&マルセロ・ゴメス。とても素敵だった。隙のない動き。踊りが滑らかで流れるよう。ぐっときた。ジューリー・ケントはこういう劇的な演目もとても似合う。
☆白鳥の湖第2幕
イリーナ・ドロビェンコ&マキシム・ペロセルコウスキー
こちらはかなりロシアっぽい。芯の強いオデットと繊細な王子。踊りもきっちりしているしやはりロシア(ウクライナかもしれないけど)ドロビェンコは中々個性的なダンサーだ。
☆シナトラ組曲
うーーん。ブロードウェイぽい?でもこれがアメリカなんだ!靴が踊りにくそうだけど衣裳がお洒落でした。
☆海賊
ジリアン・マーフィー&ゲンナジー・サベリェフ
なかなか素敵な踊りでした。ダイナミックで決まるところもぴたっと決まって、ブラーボー隊が叫んでいました。
☆瀕死の白鳥
ニーナ・アナニアシビリ
4分間のこの踊りをを観に来るために猛暑の中やって来たんだわ。音楽が始まると開場がシーンとしていました。・・・ニーナの動きひとつひとつがとても綺麗で、腕が翼みたい。エンディングはくるっとまわって
ストンと落ちるバージョン。この演目はやはりベテランが踊る踊りだ。踊りが終わって何度も何度もお辞儀をしていた。このあとグルジアに色々なことが起こり、あとから考えると大変な時に、地方の劇場に来てくれて本当にありがとう。
☆ドンキホーテ
なかなか勢いのある踊りだった。片手あげフェッテ良かったのに、最後バランスが崩れて残念でした。

2部:ラビット・アンド・ローグ(トワイラ・サープ振り付け)
完璧コンテンポラリーダンス系なので、好みがわかれる踊りかもしれない。休憩時間のとき、子供連れのお母さんの方が「私、もう帰りたいたいんだけど」と言って子供さんは「嫌ーーっ!観る!」と言っていた。私はけっこう気に入りました♪体の使い方がクラシックとまた全然違って面白い。衣裳が最初黒で後半白になるんだけど、白に変わってからの方が良かった。でも、最近のバレエダンサーはクラシックだけでなくコンテも踊りこなさないといけないので大変だ。

終わってみて、最初不安はあったけど、音楽も生オーケストラだったし大満足して帰ってきました。ダンサーの皆様に感謝ですわーい(嬉しい顔)
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2008年08月02日

新国立劇場バレエ「ラ・バヤデール」

昨日の放送を見ましたか?(←誰に聞いている?)ニキヤのスベトラーナ・ザハロワさん、ちょっと見ない間に凄い貫禄。舞台での存在感が益々大きくなり、色っぽく妖艶。もはやザハロワ様の域に達してしまわれた。悲しみの踊りから、ソロルからと騙され花かごを受け取り喜びでなんだか盛り上がって、最後には花かごの毒蛇に噛まれ失望しながら死んでしまうシーンに思わず見入ってしまう。影の王国ではゆったりした動きのバリエーションとコーダで超高速で回転して舞台を横切る緩急の演技の差が良かった。カーテンコールでも悠然と微笑むザハロワ様・・本当に綺麗で品がある。しかし本当に凄い手足の長さだ。何を食べたらこうなるのか・・私と同じ人間と思えない(泣)新国立バレエはコールドバレエがとても良く揃っていて感心する。影の王国のシーンは幻想的で良かった。女王役の西川さんも良かった。毒気の無い上品な女王だった。あと厚木三杏さんが見れて良かった。この方の演技生で見たことがあって凄く上手かったし、ご自分の演技のあと客席にいらして、とても素敵な雰囲気の方でした。あと女王とニキヤの間でフラフラする、マトビエンコの優柔不断ぶりも良かったですね(笑)
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2006年10月17日

Zarafiantsさん紀尾井ホールの演奏会

レビューをえむさんが書いてくださいました(他力本願でスイマセン)
素晴らしい演奏会だったようで、書いて下さったえむさんに感謝ですvvv

http://plaza.rakuten.co.jp/etudestableaux/diary/200610110000/
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2005年08月19日

Concert Review: Evgeny Zarafiants &チェコプラハ管弦楽団

るんるん京都コンサート大ホールで行われたEvgeny Zarafiantsさんとチェコ・プラハ管弦楽団の演奏会に行ってきました。蒸し暑い京都(この日は本当に暑かったです;)の平日の晩だというのに、会場は一杯の人でした。早めに会場に着いた私と友人は先にCDでも買っておこうと早々にザラフィアンツさんの「月光」を買ったのでした。

☆チェコ・プラハ管弦楽団 指揮:武藤 英明
                ピアノ独奏:エフゲニー・ザラフィアンツ

・ベートーヴェン:序曲「コリオラン」OP62
チェコ・プラハ管弦楽団は迫力と深みのある演奏でした。個々の楽器の音が凄く大きくて伸びがある感じ。「コリオラン」は重々しくて、荘厳でベートーヴェンらしかったです。序曲なので、もう少し先を聴きたいなあって感じで終わって残念。

☆ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調OP68
本日の大本命の曲。と言っても私は初聴きなんですよ。3番はあまり聴く機会ないのでとても楽しみにしてました。ザラフィアンツさん登場!とても冷静沈着な感じでした。氏と指揮者は合図していよいよ演奏が始まる・・・

・第一楽章 Allegro con brio
導入部はかなり長く、超古典ぽい始まり。しかし、ピアノ演奏が入ると次第にベートーベンの世界が現れてきます。♪ド、♭ミ、ソーファ♭ミッ、レ、ドッソ、ドッソ、ド〜♪レ、ファ、ラーソファッミ、レッ♭ミ、レッ♭ミ、レ〜(てな感じ?)という主題が変化しながらどんどん進んでいきます。ザラフィアンツさんの演奏はとても力強く、それでいて美しい音色なんです。終盤の独奏がカッコいい!!!うーむ。どうしてこんな爆音でも濁らないのか。私のような素人が無理やりガンガン弾くフォルテと(当たり前だが)全然違う・・・

・第二楽章 Largo
とても美しいピアノの旋律で始まります。ゆったり雄大としていて、ザラフィアンツさんの本領発揮って感じです。ああ、ピアノの音が綺麗すぎる。旋律の歌い方が綺麗。そして美しく静かに2楽章は終わっていきます。

・第三楽章 Rond-Allegro
生き生きとした主題が始まる。♪ソ♭ラーシ、シ、シ、ドー、レドシド、レ、レ♭ミ、ミ、レ〜(てな感じ?)ピアノとオーケストラの技巧のせめぎあいとバランスが面白い。やはりベートーヴェンのピアノ曲だわ。ピアノ左手右手左手って感じで繋いで弾くのね。もう、ここまで来ればザラフィアンツさんの独壇場。ぐんぐん加速していって、荘厳でダイナミックなラストでした。

とてもとてもロマンチックなベートーヴェンのコンチェルトでした。ピアノってここまで素晴らしく鳴り響く楽器なのだとまたまた実感しました。もう高音部のトリルの美しさには脱帽です。3番は5番よりはるかに気に入ってしまいました。当然ながら、観客から物凄い拍手が沸いておりました。そんな中指揮者と譲り合うザラフィアンツ氏。演奏の終わった氏はやはり冷静でした。私なら思わずガッツポーズでもしてしまいそうな素晴らしい演奏だったのに、物静かにたたずんでらっしゃるザラ氏は、アンコールにリストの「ペトラルカのソネット104番」を弾いてくださった。これはザラフィアンツさんの特にお気に入りの曲ではないかな。この方は普通ならペダルがないと繋げない部分でも、ペダル無しレガートで綺麗に弾ききってしまう。凄い・・・

・ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調「田園」OP68
これはベートーヴェン音痴の私でも知っている名曲。聴いていてとても心地よい。いかん、眠気が襲ってきた。チェコ・プラハの演奏はとても良かった。楽団員は個性的だし、個々の楽器の音が素晴らしいです。しかし、正直に言うとなんだかんだいって、やはりベートーヴェンの交響曲自体にやはりあまりハマれなかった(スイマセン;)同じ田園でもピアノソナタのほうが好きだ。なんか交響曲って「男のロマン」ぽいし、有名な第九でさえ合唱に入るまでいつもぼーっと聴いている。まだブラームスの交響曲のほうが好きかも。
どうも、私の回りでも女性で交響曲好きって居ない気がする。不思議・・・

やはりピアノ協奏曲が個人的に一番良かったデス。アンコールのピチカートポルカもとても素敵でした晴れ

そして、終演後ロビーに出ると、CDショップは黒山の人だかりが出来ていた。
「申し訳ございませんが月光は売り切れです。」と係りの方が言っていた。
早めにCD買っておいて良かった♪そしてザラフィアンツさんのサイン会は長蛇の列で、少し並ぶのが遅かったか・・・
やっと順番が来て私は持参した「色マジック」を差し出して「これで書いてください」とザラ氏にお願いする。でも、マットタイプなのでインクが中々出なくて、氏は冷静に少し焦ってらしたが、親切に書いてくださった。しかしピアニストってなんだかカッコいい。黙って座っているだけで「芸術家」って感じで絵になる・・・
先日もザラフィアンツ氏はサイン会が一段落して、何やら思索にふけってらした。音楽について、あるいは芸術について、あるいは人生について、深く瞑想しているのかのよう・・・
そして氏は一言「・・・・・・・暑い;」と、ボソっと日本語でつぶやかれていたのでした。
(なんだ。ただ暑かっただけなのか;;;)










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2005年04月28日

Concert Review :ANNA NETREBKO ソプラノリサイタル

に行ってきました。とにかく物凄かったです。物凄い才能に打ちのめされて帰ってきました(笑)私ソプラノリサイタル、というかちゃんとした声楽のコンサートってあまり行ったことが無いんです。歌曲も詳しくないし。しかも以前ペーターシュライヤーを聴きに行って爆睡してしまった前科あり(汗;)でも、今回アンナ・ネトレプトさんはTVで見て、ぜひ聴きに行きたいと思ってびわ湖ホールへ行ってきました。早めに着いたのでCDでも買おうかなって、CD売り場に行くとなんと、CD買うとサイン会に参加できるらしい。やった〜

開演:拍手とともにゴージャスな裾を引き摺るロングドレス(叶恭子さんがよく着てらっしゃるような感じ)で登場したネトレプコさん。なんていうか華があって、噂に違わぬ美人・・・

・モーツァルト:歌劇「イドメネオ」より「レチタティーヴォとアリア」〜いつ果てるのでしょう・・・お父様、お兄様、さようなら〜
歌が始まったとたんに会場の雰囲気が「!!!」観客が驚いているのが感じられる。
多分私のように初めてこの方の歌を聴いたという人が多かったに違いない。とても美しい曲と歌声で圧倒される。1曲目だというのに、終わったあとの拍手が物凄い。それとピアノ伴奏のマルコム・マルティーノさんがめちゃくちゃ上手いです。ピアノの音もとても綺麗・・・

・リヒャルトシュトラウス:<8つの歌>作品10−1「献呈」
              <6つの歌>作品7−2「セレナード」
              <5つの歌>作品41−1「子守唄」
              <8つの歌>作品10−3「夜」
              <4つの歌>作品27−4,2「朝」「ツィツィーリエ」
あまりというか歌は全然詳しくない私でも、とにかくネトレプコさんが凄い歌手だということはわかる。PPPからFFFまで自由自在に歌い、透明感のある歌声が会場の奥まで良く通り、その上感情表現が豊か。仕草も綺麗で(バレエの訓練もしているかも)指先まで神経が行き届いているし、まるで劇を観ているかのよう。歌に引き込まれて、気がつくと前へ前へと前のめりに座っていた(笑)

・グノー:歌劇「ファウスト」〜宝石の歌〜
パンフレットにも書いてあるけど、美しく陰りのある歌声だと思う。で、高音部でも「アアアァ;ーっ」(絶叫)てな無理する感じが全然なくて、ブレス・・・呼吸がとても自然で、聴いていて心地良い。そして、この曲は歌劇からの抜粋なので、ますます演劇的な感じ。ああ、もうひたすらビックリ。まだ前半というのに、曲が終わったあとブラボーの嵐に。

と、休み時間にロビーに出ると、前半があまりに素晴らしかったのか、CD売り場に人が押し寄せている。なんだか即完売してしまったみたい・・・
会場で合唱団友達風のおば様達が「ほんま綺麗でええスタイルやねえ。」「ま、私らとは親が違うし、遺伝子が違うんやで。」とアンナについて語っていた(笑)

後半、ドレスを着替えて登場。民族服調のドレスかな。曲目が「ルスランとリュドミラ」からドボルザークの曲に変更して、そのあとラフマニノフだからスラブぽい雰囲気で良いかも〜

・ドボルザーク:歌劇「ルサルカ」〜月に寄せる歌〜
最近ドボルザークづいている私。スラブ系(の曲)はみんな陰りのある短調ぽい感じが好きなんです。・・・ますます、ピアノと哀愁ある歌声がハモる感じが良いなあ。

・ラフマニノフ:<15の歌>作品26−10「私の窓辺に」
         <12の歌>作品21−4「彼女たちは答えた」
         <6つの歌>作品8−4「私は悲しみのために恋をした」
         <6つの歌>作品8−5「夢」
         <6つの歌>作品4−4「乙女よ、私のために歌わないで」
         <12の歌>作品21−5「リラの花」
         <12の歌>作品21−7「ここはすばらしい場所」
         <6つの歌>作品38−5「夢」
         <14の歌>作品34−13「不協和音」
ラフマニノフの歌曲がこんなに素敵で沢山あるなんて、本当に全然無知で恥ずかしい限り;;;アンナさんオペラのヒロインも良いけど、こういう歌のための歌っていうのかな?
このラフマニノフの歌曲は彼女の声と雰囲気に合っていると思う。歌詞ロシア語だと思うけど(多分)言葉の響きが美しい。ピアノもラフマニノフの美しいメロディーを奏でていて、本当に素敵でした。
なるほど・・・これが伴奏というものなんだ。声とピアノが掛け合うとはこういうことだったのね〜本当に素晴らしい演奏で、拍手が鳴り止まない。アンナさんとマルティーノさんは何度何度も出てきて下さってお辞儀をされる。で、割れんばかりの拍手のあとアンコールを歌って下さった。

アンコール曲〜
・プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」〜ミュゼッタのワルツ〜
・プッチーニ:歌劇「ジャンニスキッキ」〜私のお父様〜
・ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」〜あたりは沈黙に閉ざされて〜
このあたりになってやっと、私も知ってる(聴いたことある)という曲が出てきて、まさに初心者の悲しさ(笑)なんだか会場からも歌声が聞こえてきた。終演後とにかく驚きと感動でしばし席でぼーっとしていた。
思うに、この日のリサイタルはアンコールまでパーフェクトではないでしょうか。
しかし、ピアノレッスンで散々「もっと歌って」と昔も今も言われながら、歌うとはどういう
ことなのか全然知らずに来てしまって(恥;)・・・前の先生も「ピアノするからには歌も勉強しないと西洋音楽は理解できないわよ。」と仰ってましたが、確かにそうだ・・・

いかん。サイン会があるんだった。急いでロビーに行ったけど行列のかなり後ろのほうでした。観客はやはりオペラファンの方が多く「・・・私はザルツブルクで初めて聴きましたの。」とかなんとなくハイソな方が多いような。しばらくして、ロビーの奥からアンナさんが登場物凄い拍手に笑顔で手を振って答えながらサイン席へ。私のサインの番が近くなると、皆さん流暢な英語で話しかけている・・・マズイ、どうしよう。私はアンナさんに「、、、ヨ、ヨカッタデス」と超下手な英語で話しかけるのが精一杯でしたが、アンナさんは笑顔で「サンキュー」と言ってくださる。悔しいけど性格も良さそうだ・・・「天は二物を与えず」では無くて、彼女のように「五物」くらい総取りしていく人もたまにあるようでもうやだ〜(悲しい顔)こうなったら、これからも、どんどん活躍して欲しいです。私、陰ながら、応援させていただきます。ハイるんるん




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2005年02月16日

CD Review:RACHMANINOV Piano Sonata No1/Zarafiants (ALCD-7061)

ALCD7061.jpg
ZarafiantsさんのCDの中でも私の大・大お気に入りCDです。ラフマニノフのソナタの1番は録音は大変少ないです。
とてもスケールの大きい美しい曲でオーケストラの無い
ピアノ協奏曲(?)といったところ。ピアノとは弾き手によってはオーケストラにも勝る素晴らしい楽器であることを味わえます。ラフマニノフの曲は深い打鍵でしかも繊細かつ美しい音が出せることが必要です。このラフマニノフのソナタ1番は、弦が鳴っているというよりピアノという楽器が鳴り響いてるという感じの演奏です。もしピアノが上手かったら弾いてみたい・・・

◎ピアノソナタ第1番 変ロ短調 OP、28(ラフマニノフ)
@Allegro moderato
ラフマニノフのピアノ曲はどれも響きが美しいです。冒頭からダイナミックな旋律が、そし
て1楽章終盤にはこれぞラフマニノフという華麗な旋律が湧き出てます。
・・・鐘の音、うんロシア正教の鐘の音(ね)ような音がラフマニノフにはよく出てくるん
ですよね。

ALento 
協奏曲2番の2楽章のような、ゆったりした美しい旋律です。
1楽章のように豪華絢爛な和音の響きではなく旋律自体の美しさを味わえます。
 
BAlegro Molto
たくましく、ロシアの大地のような終楽章。シベリア平原をソリで走ってゆくような
感じです。陰鬱なようで繊細なようでダイナミック。ラフマニノフさんのこういうところ
好き。そして終盤は地の底から主題が沸いてくるみたいで圧巻デス。
このソナタ1番ゲーテのファウストがテーマということになっているのですが、私にはラフマニノフ&ザラフィアンツさんのロシア賛歌のように聴こえます。

◎V・Rのポルカ(セルゲイ・ラフマニノフ&父)
ポルカとは4分の2拍子の舞曲である・・・というだけでなく、これぞポルカというあちらの方のリズム感を実感。微妙な間とかハイテンポになっていく所とか・・・スラブ系の方はリズム感が優れてるんですよね。私たち日本人は普段ポルカもワルツも踊らないし。
しかしセルゲイ君に比べお父さんは明るい性格の方だったようですね。

◎「幻想小曲集」OP、3 「エレジー」(ラフマニノフ)
これは求道会館のコンサートでも書いたけど私の大好きな曲なんです。本当に綺麗な曲なんです。楽譜も持ってますがpppからfffまで変化をつけるのとテンポの変化、和音部分を濁らない音で美しく響かせるのが難しい;;手も届かないところ多くて。
いつかは上手く弾いてみたい憧れの曲です。

◎スケルツェット 変イ長調OP、31(モシュコフスキ)
ラフマニノフとは違い軽いタッチで鍵盤狭しと駆け回ればならないです。
とても楽しい曲。しかしこんな多種多彩な弾き方が自由自在にできるなんて、ザラフィア
ンツさん凄すぎマスるんるん

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2005年02月03日

CD Review :CHOPIN Ballade/Zarafiants(ALCD-9017)

ALCD9017.jpgザラフィアンツさん密かに来日中のようなので(今回教育活動がメインのようです)
祝2月来日記念(?)として私的お気に入りCDの感想を・・・
ショパンのバラード1番は実は前にザラフィアンツさんのレッスンを拝聴したことがあって
どんな個性的な教え方なんだろうと思っていたのですが、基本に忠実なレッスンでした。今、ざっと楽譜に書いたことを読んでも、同じテーマは変化をつけて弾く、とかフォルテに入る前のタメの指摘とか・・・とは言えお手本に、さらっとペダル無しでレガートを弾いてくださったりして、それが凄すぎて思わず友人と顔を見合わせてしまいました。
バラード1番導入部がゆったりしていてロマンチックです。中間部の歌い方も好き。で物語がどんどん進んでいって、最後激しく終わるという、緩急、強弱がはっきりしていて、歌うべきところは歌っているというか、ご本人も歌っているようです(笑)
2番も牧歌的な初めの部分と終わり激しいクライマックスの差が物凄い;;;
3番は昔はあまり面白くない曲の気がしていたけど、ザラフィアンツさんの3番は楽譜最後1ページ半くらいがとても華やかで、美しいです。この方は和音の連続する部分でも和音の1番上の音2番目3番目4番目の音、次の和音の1番目2番目・・の音をうまく繋げる驚異的なテクニックがあるので中から第二第三の第四のメロディーが湧き出してくる感じ・・・って良く分からない説明ですが、バラードなんて普通の人は上の音を繋げてメロディーをつくるのがいっぱいいっぱいなんですよね。やはりプロの演奏家は楽譜を本当によく読んで分析されているなあと思います。ということで、普通の先入観を捨て禅の境地で聴くのがオススメです。
そして「スクリャービンの幻想曲ロ短調」なんていうか曲自体が色っぽいデス。なんだか欧米人との文化的な差を激しく感じます。あちらの方は恋愛体質だから(笑)でもこんなふうに弾けたらカッコいいなあ。そして「モシュコフスキーの愛のワルツ」は、とても速くて軽いタッチで最後に一息つける楽しい曲でするんるん
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2005年01月22日

Concert review :E.Zarafiants in KYudo Kaikan

ザラフィアンツさんの求道会館のコンサート(04.10.16)

旧年中にUPするつもりだったのに遅れてしまった;とても良いコンサートだったので、
少しばかり感想を・・・

場所は天下の東大赤門前の東京都有形文化財の建物で仏教の教会だそうで、何も知識が無かったもので、最初畳敷きのお寺の本堂で行われるのかと勘違いしてました。
行ってみたら和洋折衷のとても素晴らしい教会で、とても良い雰囲気でした。

・ブラームス:ワルツ集 作品39
とても美しい演奏で、1曲は1分程度の曲ですが聴き応えありました。
第1曲和音のフォルテの出だしが綺麗に響いておりました。
簡単なようで、厚い和音が多く内部の旋律を出すのが難しいがザラフィアンツ
さんはまずは指鳴らしって感じでずんずん弾いてました。

・ブラームス:6つの小品 作品118
これ難しそう。譜読み面倒そう(おいおい)
私のブラームスの偏見=固い、いかめしい、マジメすぎを吹き飛ばした
とてもロマンチックで抒情性みちた演奏でした。

・ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 鐘
これ、素晴らしく良かったデス。教会の照明は落として、ランプぽい電球
しかついていなくて、ピアノの手元だけライトアップしていたので、薄暗い
場内に教会の鐘が鳴り響いて、これって幽玄っていうのだろうか。
なんだか厳かな気持ちになりました。

・ラフマニノフ:エレジー 変ホ長調
もう、これは私の大のお気に入りの曲。小品ですが美しい曲です。
メロディーがまさにロシアって感じがするのですよね。せつなく悲しく
それでいて美しい・・・ザラフィアンツさんの演奏は本当に歌うように
旋律が流れPPPからFFFまで自在に音が出てました。

・ラフマニノフ:楽興の時 変ニ長調 作品16−1
これはもう絶品です。なんだかこのままあの世に行ってしまいそうに(笑)
せつなくなりました。

・グラズノフ:ピアノソナタ第1番 変ロ長調 作品74
グラズノフと言えば四季とかライモンダしか知らかったもんで(無知)
これは物凄い難曲だ;;;でも、本当に迫力満載で技巧も表現も素晴らしい
演奏でした。

アンコール
・リスト:ペトラルカのソネット
・モシュコフスキー:愛のワルツ
 この辺りはザラフィアンツさんのお気に入りみたいですね。
リストは他の曲も弾いて欲しいなあ。愛のワルツは思い出の曲なのか
楽しそうに軽々と弾いてらっしゃいました。

演奏会終了後は「良かったデスvvv」と言うと一言「アリガトウ」
(一瞬笑顔だったような?)とやはり大変無口でクールな方でしたわーい(嬉しい顔)
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2005年01月20日

ロシアバレエのスター達

時々BSで放送される番組なんですが、ロシアのバレエダンサーのインタビュー番組でロシアの有名ダンサーが多数出演しています。この番組では、ダンサーの素顔や日本ではめったと見られないプログラムが見ることが出来るし、興味深く、しかも突っ込み所満載(笑)でも、かなり突然放送があったりして、見逃すときもあって悔しいのだけど、録画しておいて、時々見てます。
一番面白かったのが「ザハロワ&マハリナ」編でしょうか。

1部:Svetlana ZAkharova

この方は以前サンクトペテルブルグの300年祭のガラコンサートに出てらして、なんとまあ、素晴らしいプロポーションと足の甲!とビックリしました。
舞台ではクールな雰囲気とは全然違って、(この番組当時はまだ10代?)まるで、女子学生のように明るくフレッシュな感じでした。縫いぐるみを抱いてたり、司会者にジゼルの出来を誉められたとき「そんなあ・・・」って言って照れている姿はまだ子供
みたいで可愛かったです。
驚いたのは彼女が10歳から本格的にバレエを習って、たった数年で世界のトップに登り詰めたこと。普通バレエは小学校低学年までに習わないと、かなり大変だと思うし、ましてロシアのバレエ学校はレベルが高いので、ザハロワがいかに凄い才能の持ちぬしかわかりますね。
ザハロワの踊りのシーンがいくつかあって、黒鳥は本当に悪魔の娘といったドロドロ感が無いさっぱりしたものでした。「バフチサライの泉」のワンシーンも良かったし、特
に興味深かったのは、シンフォニーインCではウリアナ・ロパートキナと競演していて
司会者にそのことを聞かれ全然気にしなかったみたいな強気な発言をしていました。
踊りのほうは、年の功かやはりロパートキナのほうが安定感があって上手かったですね。Scriabinの「法悦の時」これ全部見たいです。日本で公演して欲しいなあ・・・
振り付けのラトマンスキーも素晴らしいですね。但し、この辺りのスクリャービンのバレエのプログラムを見たことにより、私のスクリャービンの音楽=難解・わけわからんという思い込みをしてしまったのですが(笑)
ザハロワはまだ生で見たことが無いのですが、やはりまだスピード感とかで乗り切る踊りって感じでもう少し円熟したら見たいかなって思います。

2部:Yulia Makhalina

とにかく私的に凄いお気に入りのダンサー。何故かマハリナ様と呼んでしましたいような雰囲気を持っている方です。ルジマトフとのシェラザードを見に行った友人は「もう
これ以上のシェラザードはこの世に存在しないと断言する」と言っていたぐらいで、それを見逃した私は大バカ者です(笑)

しかし、番組では司会のおばは・・・じゃなかった司会のムシャシンスカヤにねちねち
苛められてかわいそうでした。どうもマハリナ様が「人に言えない恋」をしたというのが司会者の勘にさわったのか、終始その話題に持っていかれそうになって、困惑気味でした。
はつらつとしたドンキホーテとか特に素晴らしかったのは「インザナイト」の踊りで
私の大好きなノクターンの16番!(Chopin Nocturene No16)この踊りでのマハリナの身のこなしを見るとこの人がどれ程踊りの上手い方かわかります。ほんの1シーンですが
ジーンときます。「愛の伝説」もマハリナの不思議な雰囲気に良くあっていたし、白鳥では、愛を誓う王子に寄り添うシーンが素敵で多分すごく優しい人なんだと思う。
そして、問題の「Anna karenina」マハリナは「自分の人生とアンナの人生が重なって」と言っていましたが、素晴らしい演技でした。ラストの思いつめて汽車に飛び込む場面は圧巻でした。でも、彼女の一生懸命生きる姿と重なって、何故かそんなに重苦しい雰囲気ではなかったです。
そんな素晴らしい踊りの場面の数々にムシャシンスカヤの意地悪がミスマッチして、凄かったです。そこへゲルギエフ氏が登場。傍から見ていてあまりにもマハリナがカワイそうになったのか、ムシャシンスカヤに「あなたのお母様は偉大な歌手で」などと誉め殺し作戦(?)さすがゲルギー紳士だわ(笑)
そのあとも散々クシャシンスカヤとニコライ2世のことで「あなたとの共通点は?」などと色々当てこすりを言われていたけど、マハリナは困った様子こそ見せても切れずに
ジョークで返すあたりさすが、毅然としていて美しかったです。
最近、マハリナは体調不良なのか少し公演が減っている感じがするのですが、まだまだ頑張って踊って欲しいなあって思います。
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2004年12月31日

今年の公演を振り返って(リサイタル編)

あかん・・・色々振り返ろうと思ったけど、もう今年を振り返る時間がない(笑)
ええっと、今年のクラシックの公演はいくつか行ったけど、ザラフィアンツさんの演奏良かったデス。夏にはオペラシティのチャイコフスキーの協奏曲行ったんだけど、チャイコフスキーの協奏曲1番、久しぶりに聴いて良かったよ。オケがあるので個性爆発の
演奏では無かったけど、最強フォルテからピアニシモまで本当に美しい音でした!
1楽章のフォルテも美しく響いていたし2楽章の楽器との掛け合い(?)が良くて、3楽章は完全にザラ氏独走状態でしたねvvvだいたいこの曲は重い感じになる場合が多くて、聴いている方も疲れる事が多いけど、軽やかでした。協奏曲最後のジャンジャン・・・というところだけでも弾いてみたいなあ(笑)アンコールのラフマニノフの楽興の時も良かったデス。しーんと張り詰めた雰囲気の会場でピアニシモが美しく響いて感動しました。しかしザラフィアンツさんは、とてもCOOLな人ですわ。休息時間のときホールのCD売り場ではスゴイ人でCDが飛ぶように売れていて、サインしようとマジックを手に持って立ったまま、冷静に驚きながら(ってどんな?)その様子を見ていました(笑)るんるん
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2004年12月25日

今年の公演を振り返って(バレエ編)

NINA Ananiashivili‘SWAN LAKE”
これは行って本当に良かったです。
演目は・Greenとセコンド・フォー・ビフォーと白鳥の湖ハイライトでした。
グリーンのアナニアシビリも素敵でしたが、やはりこの方は白鳥が良く似合います。
ハイライト版なので最初レッスン風景なんかもあったのですが、これはあっても無くても良かったような・・・黒鳥の登場するシーン好きなんですよね。自信満々で登場する
場面。いつも疑問に思うのは何故この悪魔&黒鳥父娘わざわざ、赤の他人のとこへ
やってきて、いやがらせするんですかね(それは悪魔だから・笑)
アナニアシビリの回転は今でもやはり速かったですね。そしてポワントで立つ時音が全然しない!なんだか舞台に足が吸い付いているみたいで、大技でなくて普通のステップ
なんかも、凄いテクニックの持ち主ですね。儚げな白鳥と妖艶な黒鳥の演じわけが素晴らしかったです。世界の頂点に立たれても日々努力されているのでしょうね。
終演後のサイン会でサインしていただけました。とても綺麗でかわいらしい(失礼)方でした!わーい(嬉しい顔)
posted by NANAKO at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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